過去問演習は、編入試験対策の仕上げとして、最も重要なプロセスです。
基礎知識の習得ができたら、できるだけ早い時期から、過去問演習に取り掛かりましょう。
英語の過去問演習
まず、英語については、入手できる限りの過去問を手元に揃えてください。
そして、一日一問を目安に、解いてください。
英語の過去問演習で一番よくないのは、一度解いてみて、それっきりにしてしまうことです。
大事なことは、「英語長文演習の方法」で紹介したとおり、単語、文法、構文をしっかりと確認した上で、その内容を完全にマスターすることです。
なぜなら、編入試験とは言え、問題を同じ大学の教員が作成している以上、大学の傾向が出てくるからです。
したがって、過去問を通じて、傾向を捉え、それに対応した知識を付けていくことが重要です。
そのためには、過去問を解いてみて、わからなかった部分は徹底的に調べ、最後に100回音読して、内容をマスターしてください。
経済学の過去問演習
経済学の過去問演習では、とにかくできるだけ早い時期に、すべての問題に目を通しておくことです。
経済学では、大学によって出題の傾向が明確に表れます。
計算問題中心なのか、論述式なのか、小論文のように自分の意見を述べさせるのか、志望校の傾向を捉え、早めの対策をしておくことです。
次のリンクから、過去問をダウンロードして、実際の問題を見てみてください。【経済学過去問集】